教育を受けたアラブ系イスラエル人の職業難

29歳のアラファト・シャラタは、彼の両親が過ごした学生時代を足し合わせたよりも多くの時間を学生生活に費やしている。統計学修士をハイファ大学で取得したシャラタは、イスラエル国籍のアラブ人の中で起こっている“教養革命”の典型例である。公式な統計はイスラエル国籍のアラブ人の間で高等教育がますます必要不可欠なものとなっていっているとの考えを支持している。アラブ系住民の間での教育レベルはかなり高まっているが、職を探すには至っていない。シャラタを含めた多くが、その分野での職を見つける際に困難を抱えている。
Educated Arab Israelis unlikely to find jobs